ブログのキーワードは決めたものの、記事に何を書けばよいか分からない。
検索上位の記事を確認しても、どこを参考にすればよいのか、自分の記事には何を加えればよいのか迷ってしまう。
ブログを始めたばかりのころは、このような悩みを持つ人が多いと思います。
私も最初から検索意図を理解していたわけではありません。ゲームブログを始めたころは、SEOもキーワード選定も知らず、自分が書きたいプレイ日記を増やしていました。
しかし、ほとんどの記事は読まれませんでした。
一方で、ゲーム『二ノ国』について書いた「仲間にするべきおすすめのイマージェン」という記事は、記事単体で月間1万PVを超えたことがあります。
この違いを今振り返ると、文章力や記事数ではありませんでした。
読者が何に迷い、どんな答えを求めて検索したのか。その疑問へ記事がきちんと答えていたかどうかです。
これが、検索意図を考えるということです。
ただし、『二ノ国』の記事は、私が検索意図や競合を詳しく調べ、計画的に上位表示を狙って作ったものではありません。当時はGoogle検索で競合を確認することすらしていませんでした。
自分自身が「仲間にできるイマージェンが多すぎて、どれを選べばよいか分からない」と迷い、同じことで困る人もいるだろうと思って書いた記事です。
結果として、自分の迷いと読者の悩みが重なりました。
この記事では、ブログ初心者でも実践できる検索意図の調べ方を、次の5つの手順に分けて説明します。
- キーワードを検索する人の状況を1文にする
- ラッコキーワードで検索規模を確認する
- 実際にGoogle検索して上位記事の共通点を見る
- 競合の強さと、まだ答えられていない疑問を探す
- 読者へ渡す答えと、自分の経験を決める
難しいSEO用語を覚えることが目的ではありません。
この記事を読み終えたとき、選んだキーワードに対して「誰のどんな悩みに、何を答えればよいか」を自分の言葉で説明できる状態を目指します。
記事ネタや導線で迷っていませんか?
私も自己流で記事を書いて遠回りした時期があります。趣味ブログで収益化を目指すなら、書き始める前に「何を書くか」「どうつなげるか」を整理しておくとかなり楽です。
※紹介記事には広告を含みます。
検索意図とは「読者がその言葉で検索した理由」のこと
検索意図とは、読者がそのキーワードを検索した目的です。
もっと簡単に言えば、「この人は、なぜ今この言葉を検索したのだろう」と考えることです。
たとえば、「ブログ 検索意図 調べ方」と検索する人は、検索意図という言葉の意味だけを知りたいとは限りません。
- キーワードは決めたが、記事内容を決められない
- 検索上位の記事をどう見ればよいか分からない
- 読者が求める答えを見出しへ反映したい
- 自分の記事が検索意図と合っているか確認したい
このような悩みを持っている可能性があります。
用語の意味だけを長く説明しても、具体的な調べ方を知りたい人は満足できません。反対に、初心者が意味を理解していない状態で、専門的な分析方法だけを説明しても伝わりにくくなります。
検索意図を考えるときは、キーワードの文字だけでなく、検索する人の状況まで想像する必要があります。
キーワードと検索意図は同じものではない
キーワードは、検索する人が入力した言葉です。
検索意図は、その言葉の奥にある悩みや目的です。
たとえば「ブログ 100記事 意味ない」というキーワードなら、文字どおりの意味だけを見ると、「ブログ100記事に意味があるか知りたい」となります。
しかし、その言葉を検索する人は、すでに何十記事も書いているのにアクセスが増えず、「このまま続けてよいのか」「自分には向いていないのではないか」と不安になっているかもしれません。
その場合、必要なのは「意味があります」「意味がありません」という短い答えだけではありません。
なぜ成果が出ないのか、記事数以外に何を見直すべきか、今日から何をすればよいかまで知りたいはずです。
検索意図は、記事を読んだあとに読者がどんな状態になりたいかまで考えると見つけやすくなります。
初心者と経験者では使う言葉も欲しい答えも変わる
同じテーマを調べる場合でも、初心者と経験者では検索に使う言葉が変わります。
GoogleのSEOスターターガイドでも、その分野に詳しい人と詳しくない人では、異なる検索キーワードを使う可能性があると案内されています。
ブログ初心者なら「ブログ 検索意図 調べ方」と検索するかもしれません。
一方、経験者は「クエリ インテント 分析」「Search Console クエリ 改善」など、より具体的な言葉で検索するかもしれません。
初心者が読みたい記事で、説明なしに専門用語を並べても理解しにくくなります。反対に、経験者向けの記事で基本用語の説明だけを続けても、欲しい答えに届きません。
私は、ブログ初心者と経験者の大きな違いの一つは、キーワード選定にあると考えています。
経験を積むと、広すぎるキーワードを避け、読者の状況が見える具体的なキーワードを選びやすくなります。最初から完璧に選べる必要はありませんが、「誰向けの記事なのか」は書き始める前に決めておきたいところです。
検索意図がずれると長い記事でも読者を満足させられない
文字数を増やせば、検索意図を満たせるわけではありません。
読者が「やり方」を知りたいのに、言葉の意味と必要性だけで終わる。比較して決めたいのに、一つの選択肢だけを強くすすめる。初心者向けなのに、説明なしで専門用語を使う。
これでは、記事が長くても読者の疑問は残ります。
読者は答えが見つからなければ検索結果へ戻り、別の記事を探します。
検索意図を考える目的は、SEOキーワードを何度も本文へ入れることではありません。読者がもう一度検索しなくても、必要な判断や行動ができる記事を作ることです。
読まれなかったプレイ日記と読まれた『二ノ国』の記事の違い
私はゲームブログを約6年間運営し、削除した記事を含めると300記事以上を書いてきました。
現在残っているのは222記事ですが、最初から読まれる記事を書けていたわけではありません。
むしろ、運営を始めたころは読むに堪えないようなプレイ日記を必死に増やしていました。今思い出しても恥ずかしいです。
それでも、この失敗と『二ノ国』の記事を比べたことで、検索意図を考える大切さが分かりました。

同じ体験を書く場合でも、自分が書きたいことではなく、読者が知りたいことへ整理すると記事の役割が変わります。
最初は自分が書きたいプレイ日記を優先していた
当時のプレイ日記は、私がゲームを進めた記録でした。
「今日はここまで進んだ」「この場面がおもしろかった」「この敵に苦戦した」といった、自分の体験が中心です。
体験そのものにうそはありません。しかし、知らない人が検索してまで読む理由を作れていませんでした。
有名人でもなく、特別にゲームがうまいわけでもない私の日記です。読者から見れば、その日のプレイ内容を知ったところで、自分の悩みは解決しません。
当時の私は、そのことに気づかず、記事を増やせばアクセスも増えると思っていました。
体験を書くことが悪いわけではありません。問題は、体験を読者が使える情報へ変えていなかったことです。
たとえば、「このボスに何度も負けた」という体験なら、次のように変えられます。
- 初心者がそのボスに勝てない原因
- 実際に失敗した装備や編成
- 勝つために変更したこと
- 忙しい人でも準備しやすい手順
こうすれば、同じ場面で困っている読者が、自分の攻略に使える記事になります。
プレイ日記と読者向け記事の違いは、日記ブログが稼げない理由でも詳しく書いています。
自分がイマージェン選びに迷ったことが記事の原点になった
『二ノ国』には、仲間にできるイマージェンがたくさん登場します。
私自身、ゲームをプレイしながら「どのイマージェンを仲間にすればよいのか」と迷いました。
種類が多いからこそ、どれを選び、どれを育てればよいか判断しにくかったのです。
そこで、「自分がこれだけ迷うなら、同じことを知りたい人がいるのではないか」と考えました。それが「仲間にするべきおすすめのイマージェン」という記事を書くきっかけです。
この経験が、私にとってゲームブログを運営する原点になりました。
読者の悩みを見つけるために、特別な調査から始めたわけではありません。自分がゲーム中に立ち止まり、答えを探したくなった場面から記事が生まれました。
自分が実際に迷ったことは、ほかの人も検索する悩みになる可能性があります。
ただし、自分が迷ったことなら何でも記事にすれば読まれるわけではありません。同じ悩みを持つ人がいるか、検索されているか、自分の記事で役立つ答えを出せるかを確認する必要があります。
事前に競合を調べて狙った記事ではなかった
ここは、成功談として大きく見せないためにも正直に書きます。
私は『二ノ国』の記事を書く前に、Google検索で上位記事や競合サイトを確認していませんでした。
SEOや検索意図を理解し、狙って記事を作ったわけではありません。
ただ、当時は大手ゲーム情報サイトにも「おすすめのイマージェン」を扱う記事がなかったと記憶しています。自分が知りたいのに見つからないので、それなら自分で作ろうと思いました。
後から読まれた理由を振り返ると、次の3つが重なっていたと考えています。
- 仲間にするイマージェンが多く、読者の迷いが具体的だった
- 同じ疑問へ答える記事が少なかった
- 実際にプレイしていたため、自分の経験を入れられた
検索意図を事前に調べていなかったので、再現性のある方法で成功したとは言えません。
しかし、この偶然の経験を後から分析したことで、今なら記事を書く前に何を確認すべきかが分かります。
1記事が月間1万PVを超えて初めて気づいたこと
『二ノ国』の記事は、記事単体で月間1万PVを超えたことがあります。
それまでほかの記事にはほとんどアクセスがなかったため、初めて多くの人に読まれた感慨深い記事です。
この数字を、大きな成功実績として見せるつもりはありません。アクセスが伸びたあとも十分に分析できず、約3か月後には大きく減っています。
それでも、自分が書きたいことを並べたプレイ日記と、読者の具体的な迷いへ答えた記事では、結果が大きく変わることを知りました。
検索意図とは、難しい分析表の中だけにあるものではありません。
読者が実際に困っている場面を見つけ、その場面で必要な答えを用意することです。
初心者向け|ブログの検索意図を調べる5つの手順
ここからは、ブログ初心者が記事を書く前にできる検索意図の調べ方を紹介します。
最初から完璧な分析をする必要はありません。
一つのキーワードについて、検索する人、必要な答え、競合との差、自分が加えられる経験を順番に整理します。

読者を考え、検索規模と検索結果を確認し、競合の空白へ自分の経験を加える順番で進めます。
手順1.キーワードを検索する人の状況を1文にする
最初に、そのキーワードを検索する人の状況を1文で仮置きします。
次の4点を考えてみてください。
- 誰が検索するのか
- どんな場面で検索するのか
- 何に迷っているのか
- 何が分かれば次へ進めるのか
たとえば「ブログ 検索意図 調べ方 初心者」なら、次のように考えられます。
> ブログを始めたばかりの人が、選んだキーワードで何を書けばよいか分からず、読者が求める内容の調べ方を知りたい。
この時点で正解を当てる必要はありません。
あくまで、実際の検索結果を確認する前の仮説です。仮説があると、検索結果を見たときに「自分の想像と同じだった部分」「違っていた部分」を比べやすくなります。
反対に、何も考えず検索上位の記事を開くと、書いてある見出しをそのまま必要な内容だと思い込みやすくなります。
まずは自分の言葉で、検索する人を一人だけ想像してください。
手順2.ラッコキーワードで検索規模を確認する
私は現在、ラッコキーワードでキーワードの検索規模を確認しています。
自分が書きたいテーマでも、ほとんど検索されていなければ、検索から多くの人に読まれる記事にはなりにくいからです。
ただし、検索規模だけを見てキーワードを決めるのはおすすめしません。
検索規模が大きいキーワードには、多くの企業サイトや専門サイトが記事を出している可能性があります。個人ブログが同じ内容を書いても、読者から選ばれる理由を作りにくくなります。
反対に、検索規模が小さくても、困っている人の悩みが具体的で、自分の経験から詳しく答えられるテーマなら、記事にする価値があります。
検索規模は、書くか書かないかを自動的に決める数字ではありません。
そのキーワードに需要があるかを考えるための材料の一つとして使います。
具体的な数字を確認したら、次に実際の検索結果を見ます。
手順3.実際にGoogle検索し、上位記事の共通点を見る
選んだキーワードをGoogleで検索し、上位に表示されている記事を確認します。
最初は細かく分析しなくても構いません。次の3か所を見ます。
- 記事タイトル
- 検索結果に表示される説明文
- 記事内の主な見出し
複数の記事で繰り返し扱われている内容をメモしてください。
たとえば「検索意図の意味」「検索結果の見方」「記事構成への反映方法」が多くの記事に入っているなら、それらは検索する人が知りたい可能性が高い内容です。
次に、その検索がどの目的に近いか考えます。
- 言葉の意味や原因を知りたい
- 具体的な手順を知りたい
- 複数の選択肢を比較したい
- 自分に合うものを決めたい
- 実際に申し込みや購入をしたい
一つのキーワードに複数の目的が含まれることもあります。
「ブログ 検索意図 調べ方 初心者」なら、意味を知るだけでなく、実際に試せる手順まで必要です。そこで、この記事では用語説明だけで終わらず、5つの手順とチェックリストを用意しています。
検索結果は、検索する時期や人の環境によって変わります。上位記事の構成が永久に正解というわけではありません。
現時点でGoogleがどのような記事を表示し、読者がどんな答えを求めている可能性があるかを知る手掛かりとして使います。
手順4.競合の強さと、まだ答えられていない疑問を探す
上位記事の共通点を確認したら、次は「誰が記事を書いているか」を見ます。
大手企業、公式サイト、大規模な専門メディアばかりでしょうか。それとも、個人ブログの記事も表示されているでしょうか。
私は過去に、自分が書きたい記事を優先し、大手ゲーム攻略サイトと同じテーマの記事を何度も作りました。
検索意図を大きく間違えていた自覚はありません。しかし、大手と同じ内容を書いても、ほとんどPVを得られないことが多くありました。
大手サイトには、情報量、更新速度、運営人数、知名度があります。個人が同じ広いテーマで、同じような説明をしても選ばれにくくなります。
そのため、次のような空白を探します。
- 初心者がつまずく部分の説明が短い
- 結論はあるが、選ぶ理由が書かれていない
- 実際に失敗した例がない
- 忙しい会社員など、条件が限られた人への説明がない
- 比較表はあるが、どんな人に合うか分からない
- 大手サイトが扱っていない狭い疑問がある
私のゲームブログでは、大手ゲーム情報サイトが取り扱っていない内容のほうが、アクセスにつながりやすいと感じています。
ただし、誰も書いていないテーマなら必ず読まれるわけではありません。そもそも検索する人がいない可能性もあります。
「競合がいない」だけでなく、「実際に困っている人がいる」「自分が答えられる」という2点も確認します。
個人ゲームブログが大手と違う場所で記事を作る考え方は、ゲームブログが稼げない理由でも詳しく書いています。
手順5.読者へ渡す答えと、自分の経験を一つずつ決める
最後に、記事の役割を1文で決めます。
次の形に当てはめると考えやすくなります。
> この記事を読めば、○○に悩んでいる人が、○○を理解し、○○できるようになる。
今回の記事なら、次のようになります。
> この記事を読めば、キーワードは選んだものの何を書けばよいか分からない初心者が、検索意図の調べ方を理解し、必要な見出しを決められるようになる。
次に、その答えを支える自分の経験を一つ決めます。
- 初心者のころに失敗したこと
- 実際に使って分かったこと
- 複数を比べた結果
- 数字を確認して気づいたこと
- 忙しい生活の中で工夫したこと
私は、実際に経験したことを加えて、記事を生きたものにすることを意識しています。
ただし、体験談は多ければよいわけではありません。記事の答えと関係のない話を増やすと、かえって読者が必要な情報を見つけにくくなります。
『二ノ国』の記事で使うべきだった体験は、「私がゲームを遊んだ」という広い話ではありません。
「イマージェンが多くて選べなかった」「何を基準に仲間を決めたか」「実際に使ってどう感じたか」という、読者の迷いに直接つながる部分です。
記事の役割や内部リンクまで含めて設計したい人は、趣味ブログの記事設計に迷う人へも参考にしてください。
検索意図を調べる5つの手順
検索する人を考える → 検索規模を見る → 実際の検索結果を見る → 競合の空白を探す → 読者へ渡す答えと自分の経験を決める。この順番で進めてください。
検索結果を見るときは「必要な答え」と「競合の空白」を分ける
検索上位の記事を見ると、詳しく書かれているため、すべて自分の記事にも入れたくなるかもしれません。
しかし、上位記事の内容を全部まとめ直すだけでは、自分の記事を読む理由が弱くなります。
検索結果を見るときは、次の二つを分けて考えます。
- 読者が最低限必要としている答え
- 既存記事では十分に答えられていない部分
上位記事の共通点は必要な答えの候補になる
複数の上位記事に同じ内容があれば、その内容は読者が必要としている可能性があります。
たとえば、「ブログの検索意図」というテーマで、多くの記事が検索意図の意味を説明しているなら、自分の記事でも簡単な説明は必要です。
ただし、共通する内容をすべて入れる必要はありません。
今回の読者が初心者なら、難しい分類を細かく並べるより、検索結果のどこを見て何を判断するかを具体的に伝えたほうが役立ちます。
記事のゴールに必要な内容を選び、不要な説明は削ります。
上位記事にない内容がすべて価値になるわけではない
「誰も書いていないテーマを見つけた」と思うと、大きな機会に見えるかもしれません。
しかし、書かれていない理由が、単純に需要がないからという場合もあります。
私はリライトをしても、ほとんど変化がなかった記事を経験しています。理由の一つは、そもそも記事に需要がなかったことだと考えています。
競合の空白を見つけたら、次の3点を合わせて確認してください。
- ラッコキーワードで検索規模を確認できるか
- 自分や周囲が実際に困った経験があるか
- 読者が判断や行動に使える答えを出せるか
誰も書いていないから書くのではありません。
困っている人がいて、自分が役立つ答えを出せるから書くという順番です。
大手と同じテーマなら狭い疑問へ絞る
大手サイトと同じテーマを扱うことが、すべて悪いわけではありません。
大きなテーマの中にも、説明が足りない狭い疑問が残っていることがあります。
たとえば、ゲームの「おすすめキャラクター」という広い記事で競うのではなく、次のように絞れます。
- 初心者が序盤で選びやすいキャラクター
- 忙しい会社員が短時間で育てやすいキャラクター
- 実際に育成で失敗したキャラクターと修正方法
- 特定のボス戦だけで役立った編成
大手より広く書くのではなく、個人だから説明できる条件まで狭くします。
情報量や更新速度では勝てなくても、実際に迷った順番や失敗した理由なら、自分の言葉で深く書けます。
検索意図を調べる初心者がやりやすい4つの失敗
検索意図を意識し始めると、今度は調査に時間をかけすぎたり、上位記事へ引っ張られたりすることがあります。
私自身の遠回りも含めて、初心者が注意したい失敗を4つ紹介します。
失敗1.検索規模だけでキーワードを決める
検索規模が大きいキーワードは、多くのアクセスを得られそうに見えます。
しかし、多くの人が検索するテーマには、大手サイトや長く運営しているブログも集まります。
初心者が大きなキーワードだけを狙い、上位記事と同じ説明を書いても、なかなか読まれません。
検索規模を見ることは大切です。ただし、同時に次の点も確認します。
- 検索する読者が具体的に見えるか
- 上位にはどんなサイトが並んでいるか
- 自分が追加できる経験があるか
- もう少し狭いキーワードへ分けられないか
検索規模は入口であり、記事の価値を決める答えではありません。
失敗2.検索上位の記事をそのまま見出しにする
検索上位の記事を見ると、似た見出しが並んでいることがあります。
それらを組み合わせれば検索意図を満たせるように感じますが、上位記事をまとめ直しただけでは、すでにある記事を読めば十分です。
Googleは、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成において、独自の情報や分析、実体験を示し、ほかのページと比べて十分な価値があるかを確認するよう案内しています。
上位記事は、読者が必要としている答えを考える資料です。
必要な答えを押さえたうえで、自分が実際に試したこと、失敗したこと、既存記事では分かりにくかったことを加えます。
失敗3.自分が書きたい内容を先に決める
これは、私が何度も繰り返した失敗です。
検索する人の悩みより、自分が書きたいゲーム記事を優先し、大手ゲーム攻略サイトと同じテーマの記事を作りました。
内容が間違っていたわけではありません。それでも、ほとんどPVを得られない記事が多くありました。
ブログでは、自分が書きたい気持ちも大切です。興味がなければ、記事を書き続けるのは難しいでしょう。
ただし、検索から読んでもらう記事では、自分が書きたいことと読者が知りたいことの重なる場所を探す必要があります。
「私はこれを書きたい」で止まらず、「この経験は誰のどんな判断に使えるか」と考えてみてください。
失敗4.一つの記事で全員に答えようとする
初心者と経験者では、分からないことが違います。
初心者は言葉の意味や画面の見方から知りたいかもしれません。経験者は細かい分析方法や改善事例を知りたいかもしれません。
両方へ同じ深さで答えようとすると、初心者には難しく、経験者には物足りない記事になりやすくなります。
最初に、この記事で最優先にする読者を決めてください。
今回は「キーワードは選んでいるが、検索意図の調べ方が分からない初心者」に絞っています。
経験者向けの詳しい分析が必要なら、無理に一つの記事へ詰め込まず、別の記事に分ける方法もあります。
自分の体験を検索意図に合う情報へ変える方法
個人ブログにとって、実体験は大切な情報です。
しかし、体験を書くだけでは、読者の役に立つ記事になるとは限りません。
私が最初に書いていたプレイ日記と、『二ノ国』の記事は、どちらも自分の体験から生まれています。
違うのは、体験を誰のために整理したかです。

体験をそのまま並べず、読者の悩みに合わせて整理すると、判断に使える記事へ変えられます。
「自分はこうした」で終わらせない
「私はこのイマージェンを仲間にしました」だけなら、自分の記録です。
そこから一歩進めて、次の内容を加えます。
- なぜ選択に迷ったのか
- 何を基準に比較したのか
- 実際にどれを選んだのか
- 使って分かった強みと弱み
- どんな人には別の選択肢が合うのか
このように整理すると、体験が読者の判断材料になります。
成功した話だけでなく、失敗したことも役立ちます。
遠回りした方法と、その後に変えたことを書けば、初心者が同じ失敗を避けられるからです。
読者が判断できる形へ言い換える
自分の体験を記事テーマにするときは、主語を「私」から「読者」へ変えて考えます。
次の例を比べてみてください。
| 自分の記録で終わる書き方 | 読者が使える記事の切り口 |
|---|---|
| このイマージェンを仲間にした | 初心者が序盤で仲間にするイマージェンの選び方 |
| ボスに何度も負けた | 初心者がボスに勝てなかった原因と、変更して勝てた方法 |
| 新しい装備を使った | 実際に使って分かった装備の向き不向き |
| ブログ記事を書き直した | アクセスが落ちた記事で見直した場所と確認手順 |
体験を消す必要はありません。
むしろ、体験があるからこそ、一般的な説明だけでは書けない内容を加えられます。
ただ、その体験を読者の悩みに合う形へ並べ直す必要があります。
実体験が記事を生きたものにする
私は、実際に経験したことを加えることで、記事が生きたものになると考えています。
上位記事を見て情報をまとめるだけでは、書いた人がどこで迷い、何を試し、何に失敗したかが見えません。
しかし、実体験が入ると、読者は自分の状況と比べられます。
「この方法なら自分にもできそうだ」「この失敗は先に避けよう」「この条件なら別の選択肢がよさそうだ」と判断できます。
Google公式も、ユーザーを第一にしたコンテンツを確認する項目として、実体験や深い知識が明確に示されているかを挙げています。
もちろん、実体験を書けば必ず検索順位が上がるわけではありません。
検索する人がいないテーマや、読者の疑問と関係のない体験では、アクセスにつながらないこともあります。
検索意図が記事の方向を決め、実体験がその記事に自分ならではの根拠を加えます。
記事を書く前に使える検索意図チェックリスト
ここまでの内容を、記事を書く前のチェックリストにまとめます。
すべてを完璧に答える必要はありません。答えられない項目があれば、何を追加で調べるべきかを見つけるために使ってください。
- 誰が検索するキーワードか、一人に絞れているか
- その人が検索する直前の状況を想像できるか
- 読者が最初に知りたい結論を決めているか
- ラッコキーワードで検索規模を確認したか
- 実際のGoogle検索結果を確認したか
- 上位記事に共通する必要な答えを把握したか
- 大手サイトと同じ内容だけになっていないか
- 既存記事で説明が足りない部分を見つけたか
- 自分が実際に経験した情報を加えられるか
- 読了後に読者が何を判断・行動できるか説明できるか
特に重要なのは、1番、3番、10番です。
誰向けか分からない。最初に知りたい答えが決まっていない。読み終えたあとに何ができるか分からない。
この状態で本文を書き始めると、途中で話が広がりやすくなります。
まず、次の1文だけは書いておきましょう。
> この記事は、○○に困っている人が、○○できるようになるための記事です。
この1文から外れる見出しは、本当に必要か考え直します。
検索意図を調べると、情報を増やすだけでなく、不要な内容を削る判断もしやすくなります。
初心者は一つのキーワードだけで練習すればよい
検索意図を理解しようとすると、すべてのキーワードを正確に分析しなければならないと感じるかもしれません。
しかし、最初から多くのキーワードを調べる必要はありません。
まずは、次に書く記事のキーワードを一つだけ選び、次の3点をメモしてください。
- この言葉を検索するのは誰か
- 上位記事に共通する答えは何か
- 自分が追加できる経験は何か
この3点が決まるだけでも、自分が書きたいことだけで見出しを作る状態から抜け出せます。
記事を公開したあと、想定した検索意図が完全に合っていないこともあります。
その場合は、Google Search Consoleで表示回数や実際の検索キーワードを確認し、タイトルや見出し、本文を見直します。
最初から100点の記事を作るのではなく、7割ほどの状態で公開し、読者の反応を見ながら8割、9割へ近づけるのが私の考えです。
検索意図を調べても記事が読まれない場合は、検索順位、競合、記事の内容など別の原因も考えられます。ブログが読まれない初心者へで、確認したい原因を整理しています。
検索意図を調べる目的は、SEOの正解を一度で当てることではありません。
読者が必要としている答えを大きく外さず、公開後も修正できる土台を作ることです。
今日やること
次に書くキーワードを一つだけGoogleで検索し、「検索する人」「上位記事に共通する答え」「自分が追加できる経験」を1行ずつメモしてください。
まとめ|検索意図は読者の立場で「なぜ検索したか」を考えること
検索意図とは、読者がそのキーワードを検索した理由です。
言葉の意味だけでなく、検索する直前の状況、抱えている悩み、記事を読んだあとにしたいことまで考えます。
初心者が検索意図を調べるときは、次の5つの手順で進めてください。
- キーワードを検索する人の状況を1文にする
- ラッコキーワードで検索規模を確認する
- 実際にGoogle検索して上位記事の共通点を見る
- 競合の強さと、まだ答えられていない疑問を探す
- 読者へ渡す答えと、自分の経験を決める
私が最初に書いていたプレイ日記は、自分が書きたいことを中心にしていました。そのため、読者が検索して読む理由を作れていませんでした。
一方、『二ノ国』のおすすめイマージェン記事は、自分自身の「種類が多くて選べない」という迷いが、読者の具体的な悩みと重なりました。
事前に検索意図や競合を調べて狙った記事ではありません。
それでも、この記事が読まれたことで、読者が求めている情報へ答えることがブログの役割だと気づきました。この経験が、私のゲームブログ運営の原点です。
その後も、自分が書きたい記事を優先し、大手ゲーム攻略サイトと重なる内容を書いて、ほとんどPVを得られなかったことは何度もあります。
だからこそ、検索規模だけではなく、読者の悩み、競合の強さ、自分が加えられる経験を一緒に確認することが大切だと感じています。
上位記事をまねる必要はありません。
読者が必要とする答えを理解し、既存記事では足りない部分に、自分が実際に迷ったことや失敗したことを加えてください。
自分が書きたいことと、読者が本当に知りたいことが重なる場所を見つける。
そこが、検索から読まれる記事を作る出発点になります。
次に読むなら:ブログを書く前の「設計」を整える話
記事を増やしても読まれない、何を書けばいいか毎回迷う。そんな時は、記事数を増やす前にブログ全体の設計を見直すことが大切です。
無料で使える「ブログ勝ち設計GPT」について、私のブログ運営の遠回りした経験も交えて紹介しています。
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