ブログの記事数が増えてきたものの、どの記事同士をつなげればよいのか分からない。
本文中と記事末のどちらに内部リンクを貼ればよいのか、「こちらの記事」という書き方でよいのかも迷ってしまう。
ブログ初心者のころは、このような疑問を持つ人が多いと思います。
私も、ゲームブログを始めた当初は内部リンクをまったく使っていませんでした。
『二ノ国』の「仲間にするべきおすすめのイマージェン」という記事が、記事単体で月間1万PVを超えたときも同じです。多くの人に読まれた記事ができたのに、同じゲームの関連記事を増やさず、次の記事へ案内する内部リンクも用意できませんでした。
反対に、内部リンクを覚えてからは、RPGゲームという大きな共通点だけで1記事に10本以上のリンクを貼ったこともあります。読者が本当に必要としているかを考えずに増やした結果、私が確認する範囲ではPVが目に見えて下がりました。
内部リンクは、少なければよいわけでも、多ければよいわけでもありません。
大切なのは、この記事を読んだ人が、次に何を知りたくなるのかを考えることです。
この記事では、ブログ初心者に向けて、内部リンクの基本からリンク先の記事を選ぶ5つの手順、設置場所、アンカーテキスト、WordPressでの貼り方まで解説します。
私が『二ノ国』のヒット記事を活かせなかった失敗や、『スカイリム』の攻略記事同士をつないだ経験も紹介します。
最初から複雑な記事設計を作る必要はありません。まずは、同じ読者が続けて読みたい2〜3記事を小さくつなぐところから始めてみましょう。
内部リンクとは自分のブログ内の記事をつなぐリンク
内部リンクとは、自分のブログ内にある別の記事やページへ移動するリンクです。
たとえば、ブログの検索意図について説明している記事から、キーワード選定の記事へ案内するリンクは内部リンクです。
一方、自分のブログからGoogleやWordPressなど、別のサイトへ移動するものは外部リンクと呼ばれます。
名前は難しそうですが、内部リンクの役割はシンプルです。
記事ネタや導線で迷っていませんか?
私も自己流で記事を書いて遠回りした時期があります。趣味ブログで収益化を目指すなら、書き始める前に「何を書くか」「どうつなげるか」を整理しておくとかなり楽です。
※紹介記事には広告を含みます。
今の記事だけでは説明しきれない内容を、読者が必要なタイミングで別の記事へ引き継ぐことです。
読者が必要な情報を続けて読める
一つの記事だけで、読者が抱えているすべての疑問へ答えることは難しいものです。
たとえば、「趣味ブログは何を書けばよいか」を調べている人は、記事テーマの決め方が分かった後に、次のような疑問を持つかもしれません。
- 選んだテーマで記事をどう設計するのか
- 検索されるキーワードをどう探すのか
- 過去記事をどのように直すのか
- 関連記事をどこへ貼ればよいのか
それぞれの疑問に答える記事があれば、内部リンクで案内できます。
読者は検索画面へ戻らなくても、必要な情報を続けて読めます。ブログ運営者にとっても、一つの記事では伝えきれない内容を別の記事で詳しく説明できます。
検索エンジンが別の記事を見つける手掛かりになる
Googleは、リンクをページ同士の関連性を判断する材料や、新しいページを見つける手掛かりとして利用すると説明しています。
また、重要なページには、同じサイト内の少なくとも一つ以上の別ページからリンクすることを推奨しています。
せっかく価値のある記事を書いても、どの記事からもリンクされていなければ、読者はその存在に気づきにくくなります。
ただし、内部リンクを設置しただけで検索順位が上がるとは限りません。
記事の内容、検索需要、競合の強さ、情報の新しさなど、結果にはさまざまな要素が関係します。内部リンクは検索順位を上げる裏技ではなく、読者と検索エンジンがブログ内を理解しやすくするための案内だと考えましょう。
ブログ内で孤立する記事を減らせる
記事数が増えると、どこからもつながっていない記事が出てきます。
公開した直後は新着記事として見えていても、時間がたつと過去記事の中へ埋もれてしまいます。
新しい記事を書いたら、新記事から過去記事へリンクするだけではなく、過去記事から新記事へつなげられないかも確認してください。
特に、アクセスがある過去記事から、関連する新記事へ自然に案内できれば、新しく書いた記事を知ってもらう入口になります。
内部リンクは「読者が次に知りたいこと」で選ぶ
内部リンクを貼るとき、最初に確認したいのはカテゴリーではありません。
今の記事を読んでいる人が、次にどのような疑問を持つかです。
同じ「副業ブログ」カテゴリーの記事でも、ブログの始め方を知りたい人と、アクセスが減った原因を知りたい人では、次に必要な情報が異なります。
同じカテゴリーに入っているからといって、すべての記事をつなぐ必要はありません。

内部リンクは、記事のカテゴリーではなく、読者が次に知りたいことに合わせてつなぎます。
同じジャンルというだけでは関連性が弱い
私は過去に、RPGゲームを扱っているという理由だけで内部リンクを増やしたことがあります。
しかし、RPGという共通点があっても、読者が知りたい内容まで同じとは限りません。
あるゲームの仲間選びで迷っている人が、別のゲームの武器一覧をすぐに読みたいとは限らないからです。
内部リンクを貼る前に、次の質問をしてみてください。
今の記事を読んでいる人が、リンク先の記事も続けて読む理由を説明できるか。
理由を一文で説明できなければ、そのリンクは設置しないほうがよい可能性があります。
記事を入口・深掘り・次の行動に分ける
記事の役割を大きく3つに分けると、内部リンクを考えやすくなります。
| 記事の役割 | 内容 | 内部リンクの例 |
|---|---|---|
| 入口記事 | 読者の広い悩みに答える | 「趣味ブログは何を書く?」から記事設計へつなぐ |
| 深掘り記事 | 一部分を詳しく説明する | 検索意図の記事から内部リンクの貼り方へつなぐ |
| 次の行動の記事 | 読者が実際に改善する方法を示す | 読まれない原因の記事からリライト方法へつなぐ |
必ずこの3種類をそろえる必要はありません。
まずは、アクセスの入口になる記事と、その読者が次に必要とする深掘り記事をつなぐだけでも十分です。
ブログ全体で記事の役割を決める考え方は、趣味ブログの記事設計に迷う人へで詳しく紹介しています。
関連性と需要の両方を確認する
リンク先を選ぶとき、私は記事同士の関連性と需要を確認しています。
内容が近いだけではなく、読者が実際にその情報を必要としているかを考えるということです。
たとえば、内部リンクの記事を読んでいる初心者なら、検索意図や記事設計、リライトの方法も知りたい可能性があります。
一方、ブログのサーバー設定やアイキャッチ画像の作り方は、同じブログ運営の話ではあっても、内部リンクを知りたい読者が今すぐ必要としているとは限りません。
キーワードを検索する人の悩みを読み取る方法は、ブログの検索意図を初心者向けに解説した記事でまとめています。
ヒットした『二ノ国』の記事を入口にできなかった失敗
私はゲームブログを始めた当初、内部リンクを使っていませんでした。
SEOもキーワード選定も知らず、記事数を増やせばアクセスも収益も増えると思っていたからです。
その状態で、『二ノ国』の「仲間にするべきおすすめのイマージェン」という記事が読まれました。
この記事は、記事単体で月間1万PVを超えたことがあります。当時のブログはほかの記事にほとんどPVがなく、この1記事がブログ全体のアクセスを支えている状態でした。
月間1万PVを超えても関連記事を作らなかった
今振り返ると、『二ノ国』の記事は関連記事を読んでもらう大きな入口になったはずです。
しかし、当時はなぜ読まれたのかを分析しませんでした。
読者がイマージェン選びの何に迷っているのか、その次にどのような攻略情報が必要になるのかも考えていません。
せっかく多くの人が訪れてくれたのに、読者が次に進める道を作れなかったのです。
ヒット記事が出たことはうれしかったものの、その成果をブログ全体へ広げることはできませんでした。
今なら同じゲームの小さな疑問から広げる
今の私なら、最初に『二ノ国』の中で関連記事を増やします。
たとえば、次のような記事です。
- 初心者向けのイマージェンの選び方
- おすすめイマージェンの育成方法
- 実際に仲間にして失敗したイマージェン
- ストーリー進行に合わせた編成
- 忙しい人でも育てやすいイマージェン
「おすすめのイマージェン」を読んだ人が、そのまま知りたくなる内容からつなぎます。
そのうえで、同じ読者が別のRPG攻略にも興味を持つと判断できれば、少しずつRPGジャンルの記事へ広げます。
いきなり関係の薄いRPG記事を並べるのではありません。
二ノ国の悩みから二ノ国の関連記事へ、その先に必要があればRPGの記事へ進む。
この小さな順番を作ることが大切だったと感じています。
初心者でもできる内部リンクの選び方5ステップ
ここからは、公開済みの記事に内部リンクを追加する方法を、5つの手順で説明します。
最初からブログ全体のリンクを見直す必要はありません。
まずはアクセスがある記事か、最近公開した記事を一つ選び、その読者に必要なリンクを考えてみましょう。

悩みを確認し、次の疑問に答える記事を探し、公開後まで見直す流れです。
手順1.リンク元の記事が解決する悩みを確認する
最初に、内部リンクを置く記事が誰のどのような悩みを解決するのか確認します。
次の形で一文にすると分かりやすくなります。
この記事は、○○に悩む人が、○○できるようになるための記事。
たとえば、この記事なら次のようになります。
記事数は増えたものの、どの記事同士をつなげればよいか分からない初心者が、読者に必要な内部リンクを選んで設置できるようになるための記事。
リンク元の記事の役割が曖昧なままでは、次に案内する記事も選べません。
手順2.読者が次に迷いそうなことを書き出す
記事を読み終えた読者が、次に疑問を持ちそうなことを2〜3個書き出します。
内部リンクの記事なら、次のような疑問が考えられます。
- そもそも、つなぐための関連記事をどう設計するのか
- 読者が次に知りたい内容をどう調べるのか
- 内部リンクを追加するため、過去記事をどう直すのか
ここで大切なのは、自分が読ませたい記事ではなく、読者が次に必要とする記事を考えることです。
アクセスを集めたい記事や収益につながる記事へ、無理に誘導しないようにしてください。
手順3.疑問に答えられる既存記事を探す
次に、書き出した疑問へ答えられる記事がブログ内にあるか探します。
記事タイトルだけで判断せず、本文も確認してください。
タイトルは関連していても、内容が古かったり、読者の疑問へ十分に答えていなかったりする可能性があります。
適切な記事がない場合は、関係の薄い記事へ無理にリンクする必要はありません。
新しい関連記事の候補としてメモし、書いてから内部リンクを追加すれば大丈夫です。
手順4.リンクを貼る理由を文章にする
リンク先が決まったら、読者がその記事を読む理由を一文で説明します。
たとえば、次の文章です。
読者の悩みから記事同士の役割を決める方法は、趣味ブログの記事設計で詳しく解説しています。
この文章なら、リンクを開く前に何が分かるのか予測できます。
反対に、「参考になるのでこちらもどうぞ」だけでは、リンク先の内容が分かりません。
リンクを貼る理由を文章にできない場合は、記事同士の関連性が弱くないか見直しましょう。
手順5.公開後に不要なリンクがないか見直す
内部リンクは、一度貼ったら終わりではありません。
新しい記事を公開したときや、過去記事をリライトするときに見直します。
- リンク先の情報が古くなっていないか
- 削除した記事へリンクしていないか
- 同じ記事へのリンクを何度も繰り返していないか
- 現在の検索意図とリンク先が合っているか
- 読者の流れを止める位置に置いていないか
私は過去に、読まれなかったプレイ日記を中心に約100記事削除しました。そのとき、削除記事に関係する内部リンクも修正しています。
記事を削除した後に内部リンクを放置すると、読者が存在しないページへ移動する可能性があります。
過去記事を整理するときは、ブログ記事を削除する判断基準と一緒に、リンク元の記事も確認してください。
内部リンクを貼る3つの場所と使い分け
私は、本文中、見出しの最後、記事末のすべてに内部リンクを設置します。
ただし、同じリンクをすべての場所へ置くわけではありません。
読者がその情報を必要とするタイミングに合わせて使い分けます。

本文中・見出しの最後・記事末は、それぞれ読者がリンクを必要とする場面が異なります。
本文中は疑問が生まれた直後に貼る
本文を読んでいる途中で、詳しい説明が必要になる内容が出てきたら、その近くに内部リンクを置きます。
たとえば、内部リンクの選び方を説明する中で「検索意図」という言葉が出てきた場合です。
検索意図の調べ方まで同じ記事で長く説明すると、本題から離れてしまいます。そこで、詳しい解説記事へリンクします。
本文中の内部リンクは、今の説明を理解するために補足が必要なときに向いています。
ただし、文章のたびにリンクが出てくると読みにくくなります。今の記事だけでも内容を理解できるようにしたうえで、さらに詳しく知りたい人へ案内しましょう。
見出しの最後は内容を深掘りしたい人へ貼る
一つの見出しを読み終えたところは、関連内容へ進みやすい場所です。
その見出しの内容だけでは説明しきれないテーマや、具体的な実践方法へつなげます。
たとえば、読まれない記事を直す必要性を説明した後に、リライトの具体的な手順を案内する方法です。
今の話を理解したうえで次へ進めるため、本文の途中で読者を急に移動させにくいという利点があります。
記事末は読者の次の行動を示す
記事を最後まで読んだ人は、内容を理解し、次に何をすればよいか考えている状態です。
そこで、次の行動に合う記事を案内します。
この記事なら、次のような記事が候補になります。
- 記事同士の役割から考えたい人には、趣味ブログの記事設計
- 読者が求める内容を確認したい人には、検索意図の調べ方
- 過去記事へ内部リンクを加えたい人には、ブログのリライト方法
記事末だからといって、関連記事を大量に並べる必要はありません。
読者が迷わないように、次の目的が異なる2〜3記事へ絞ると案内しやすくなります。
アンカーテキストはリンク先が分かる言葉にする
アンカーテキストとは、内部リンクの中でクリックできる文字のことです。
私は普段、「こちらの記事」という言葉を使うことがあります。
しかし、「こちらの記事」だけでは、読者はリンク先で何が分かるのか判断できません。
内部リンクを分かりやすくするなら、リンク先の内容が伝わる言葉を使います。
「こちらの記事」だけでは内容を予測しにくい
たとえば、次の文章を見てください。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
前後の文章を読めば分かる場合もありますが、リンク部分だけを見ると、何の記事なのか判断できません。
次のように変えると分かりやすくなります。
公開後の記事を直す手順は、ブログのリライトのやり方を初心者向けに解説した記事で紹介しています。
この書き方なら、リンク先を開く前に内容を予測できます。
「こちらの記事」を絶対に使ってはいけないわけではありません。
たとえば、「内部リンクの具体例はこちらの記事で紹介しています」のように、前後の文章で内容が十分に分かる場合もあります。
大切なのは、クリックする人が迷わないことです。
記事タイトルをそのまま使う必要はない
アンカーテキストには、リンク先の記事タイトルをそのまま入れる方法があります。
タイトルを使えば内容が伝わりやすい一方、文章が長くなったり、不自然になったりすることもあります。
その場合は、意味が変わらない範囲で短くして構いません。
たとえば、リンク先のタイトルが「ブログの検索意図とは?初心者でも分かる調べ方を5つの手順で解説」なら、本文中では「ブログの検索意図を調べる5つの手順」と短くできます。
SEOキーワードを無理に詰め込まない
Googleは、アンカーテキストについて、具体的で簡潔であり、リンク元とリンク先の両方に関連する言葉を使うよう案内しています。
一方で、関連するキーワードを無理に詰め込まず、自然に書くことも勧めています。
検索順位を意識するあまり、毎回まったく同じキーワードを入れたり、不自然に長い文字列をリンクにしたりする必要はありません。
次の3点を確認すれば十分です。
- リンク先の内容を予測できる
- 今の文章と自然につながっている
- 長すぎず、クリックする範囲が分かりやすい
WordPressで内部リンクを貼る方法
WordPressのブロックエディターでは、文章を選択してリンクを設定できます。
テーマやWordPressのバージョンによって表示が少し異なる場合がありますが、基本的な流れは同じです。
1.リンクにする文字を選択する
投稿編集画面を開き、リンクにしたい文字をマウスで選択します。
最初にリンク先の内容が分かる文章を作ってから、その中の適切な部分を選びましょう。
2.リンクボタンまたはCtrl+Kを押す
文字を選ぶと、ブロックのツールバーが表示されます。
鎖の形をしたリンクボタンを選択してください。
WindowsではCtrl+K、MacではCommand+Kでもリンク入力欄を開けます。
3.記事タイトルを検索するかURLを貼り付ける
入力欄へ過去記事のタイトルやキーワードを入れると、ブログ内の記事を検索できます。
目的の記事が表示されたら選択します。
記事のURLをコピーしている場合は、そのURLを貼り付けても構いません。
4.リンク先を確認して保存する
リンクを設定したら、実際に正しい記事へ移動できるか確認します。
似たタイトルの記事が複数ある場合は、別の記事を選んでいないか注意してください。
公開済みの記事を編集した場合は、最後に「更新」を押して変更を保存します。
WordPress公式の詳しい操作は、リンクコントロールの解説でも確認できます。
『スカイリム』の関連記事をつないで感じた変化
内部リンクを活かせなかった『二ノ国』とは反対に、関連記事をつないだ経験もあります。
ゲームは『スカイリム』です。
私は『スカイリム』を長時間プレイしており、個人的にも思い入れがあります。そのため、一つの記事だけではなく、さまざまな攻略記事を書きました。
実体験のある攻略記事を多数作れた
長時間プレイしたゲームだったので、広い攻略情報だけではなく、実際に迷ったことや細かな疑問も記事にできました。
同じゲームを遊んでいる読者が、次に必要とする記事も見つけやすくなります。
たとえば、ある育成方法を読んだ人へ関連する装備の記事を案内するなど、読者の攻略の流れに合わせて記事をつなげられます。
記事数が多いからリンクしたのではありません。
同じゲームの中で、読者の疑問が続いていたからつなぐことができました。
本人の実感ではPVと回遊率が上がった
『スカイリム』の関連記事同士をつないだ結果、私が確認する範囲では、記事グループのPVと回遊率が上がりました。
また、関連記事全体の検索順位にも上昇を感じています。
ただし、具体的な数値は残していません。
記事数が増えたこと、本文を改善したこと、検索需要なども関係するため、内部リンクだけが順位やPVを上げたとは断定できません。
それでも、『二ノ国』の1記事だけが読まれ、次の記事へつなげられなかったときとの違いは感じました。
一つのテーマを詳しく扱い、同じ読者の疑問へ答える記事を少しずつ増やす。その記事同士を自然につなぐことが、ブログ内を読んでもらうために大切だと考えています。
内部リンクを貼りすぎて失敗した経験
内部リンクの大切さを知ると、今度は多く貼ったほうがよいと思ってしまうかもしれません。
私も、同じ失敗をしました。
RPGゲームという共通点だけで、1記事に10本以上の内部リンクを貼ったことがあります。
読者の悩みよりジャンルを優先していた
当時は、どちらもRPGの記事だから関連していると考えていました。
しかし、同じRPGであっても、ゲームが違えばシステムも読者の目的も異なります。
記事を読んでいる人にとっては、必要のない案内が何度も出てくる状態です。
私は、この貼り方で読者からの信頼を損ねたと感じています。私が確認する範囲では、PVも目に見えて下がりました。
ただし、内部リンクだけがPV低下の原因だったと証明できたわけではありません。
記事内容や検索需要、競合など、ほかの原因も考えられます。ここでは、関連性を十分に考えずリンクを増やした本人の失敗として紹介しています。
関連性の低いリンクを減らしてリライトした
その後、読者の悩みと直接関係しないリンクを減らしました。
内部リンクだけではなく、本文も現在の読者が読みやすい内容へリライトしています。
修正後、PVは安定しました。
この経験から、本数を増やす前に、一つひとつのリンクが読者に必要か確認するようになりました。
「10本以上は多い」と一律に決めない
私の失敗では10本以上の内部リンクを貼っていましたが、「1記事に10本以上なら必ず多すぎる」という意味ではありません。
長い記事の中で、それぞれのリンクが読者に必要なら、10本を超えることもあります。
反対に、短い記事へ関係の薄いリンクを3本置けば、読者には多く感じられるかもしれません。
Googleも、1ページに含まれるリンク数について理想的な値はないと説明しています。
内部リンクの本数を決めるときは、数字ではなく次の基準で判断してください。
このリンクがなければ、読者は次に必要な情報を探し直すことになるか。
答えが「はい」なら、設置する価値があります。
内部リンクを見直すときのチェックリスト
内部リンクを追加した後は、次の項目を確認します。
| 確認すること | 判断の目安 |
|---|---|
| 記事同士に関連性があるか | 同じ読者が続けて読む理由を説明できる |
| 読者需要があるか | 次に生まれる疑問へリンク先が答えている |
| アンカーテキストが具体的か | リンクを開く前に内容を予測できる |
| 設置場所が自然か | 情報が必要になったタイミングに置かれている |
| リンク先が古くないか | 現在も読者の疑問へ正しく答えている |
| リンク切れがないか | クリックして正しい記事が表示される |
| 同じリンクを繰り返していないか | 繰り返す明確な理由がある |
| 過去記事からもつないだか | 新記事がブログ内で孤立していない |
すべての記事を一度に見直そうとすると、作業量が大きくなります。
まずは、次のような記事から確認すると進めやすくなります。
- 現在アクセスがある記事
- 関連記事が3記事以上あるテーマ
- 新しく公開した記事
- これからリライトする記事
過去記事へ内部リンクを追加するときは、リンクだけを増やすのではなく、タイトルや導入文、本文の情報が現在の読者に合っているかも確認してください。
具体的な修正手順は、ブログのリライトのやり方を初心者向けに解説した記事で紹介しています。
内部リンクの貼り方で初心者が迷いやすい質問
内部リンクは1記事に何本貼ればよいですか?
すべての記事に共通する正解はありません。
記事の長さや内容、読者が必要とする補足情報によって変わります。
初心者のうちは、記事末へ大量に並べるより、特に関連性の高い2〜3記事から考えると整理しやすくなります。
ただし、2〜3本がSEO上の正解という意味ではありません。必要なリンクが一つなら一つで十分です。
リンク先になる記事がない場合はどうしますか?
関係の薄い記事へ無理にリンクせず、関連記事の候補としてメモします。
新しい記事を書いた後、今回の記事へ戻って内部リンクを追加してください。
記事が少ないブログでは、最初から多くの内部リンクを設置できないのが普通です。
まずは、趣味ブログは何を書くのかを解説した記事を参考に、同じ読者の悩みから次の記事を考えてみてください。
新記事から過去記事へ貼るだけでよいですか?
新記事から過去記事へ貼るだけではなく、関連する過去記事から新記事へもつなぎます。
新しい記事は、公開しただけでは過去記事の読者に存在を知ってもらえません。
新記事を公開したら、関連性の高い過去記事を2〜3本確認し、新記事へのリンクを追加できないか検討しましょう。
内部リンクは別のタブで開くべきですか?
通常の内部リンクは、同じタブで開く設定で問題ありません。
読者は必要に応じてブラウザの戻るボタンを使えます。すべての内部リンクを新しいタブで開くと、タブが増えてかえって操作しにくくなることがあります。
ただし、ブログの設計や読者層によって使いやすさは異なります。実際の表示をスマートフォンでも確認し、読者が迷わない方法を選んでください。
まとめ|内部リンクは記事ではなく読者の悩みをつなぐ
ブログの内部リンクは、同じカテゴリーの記事を機械的につなぐものではありません。
今の記事を読んだ人が次に何を知りたいのかを考え、関連性と需要のある記事へ案内するものです。
今回の内容をまとめます。
- リンク先は、読者が次に知りたいことで選ぶ
- 入口記事、深掘り記事、次の行動の記事を小さくつなぐ
- 本文中、見出しの最後、記事末を目的に応じて使い分ける
- アンカーテキストはリンク先の内容が分かる言葉にする
- WordPressでは文字を選び、リンクボタンか
Ctrl+Kで設定する - 本数ではなく、一つひとつのリンクが読者に必要か確認する
- 新記事から過去記事だけでなく、過去記事から新記事へもつなぐ
私は、『二ノ国』の記事が月間1万PVを超えたとき、関連記事や内部リンクへ展開できませんでした。
その後、『スカイリム』では実際にプレイして得た攻略情報を複数の記事にし、読者の疑問に合わせてつなぐことで、PVや回遊率の変化を感じました。
一方、RPGという共通点だけで10本以上のリンクを貼り、読者に必要のない案内を増やした失敗もあります。
だからこそ、最初からたくさんのリンクを貼る必要はないと考えています。
まずは一つの記事を開き、読み終えた人が次に迷いそうなことを一つ書き出してください。
その疑問へ答えられる記事があれば、必要な場所へ一本だけ内部リンクを貼ってみましょう。
内部リンクは、記事同士をつなぐ作業ではありません。読者が抱える次の悩みへ、迷わず進める道を作る作業です。
次に読むなら:ブログを書く前の「設計」を整える話
記事を増やしても読まれない、何を書けばいいか毎回迷う。そんな時は、記事数を増やす前にブログ全体の設計を見直すことが大切です。
無料で使える「ブログ勝ち設計GPT」について、私のブログ運営の遠回りした経験も交えて紹介しています。
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